vol.60
「あっ!10月が終わってしまう!!」
いつもは四半期が始まる4、7、10、1月の年4回、社長コラムを書いてきました。出来るだけ各月の早い時期に原稿を書いていましたが、2026年10月は余りに忙しくコラムを書く機会を逸していました。言い訳を言いながら今日10月29日(木)、月末ギリギリに脱稿を果たしたいと思います。
これまでギリギリになったのには当然理由があります。第一は来年度の経営計画の立案に着手したこと。第二に今年度の業績を確固たるものにするために事業責任者の皆さんと喧々諤々議論を重ねたこと。第三は私が社会人になった時の尊敬する会社の先輩が熊本で人材教育の学校を応援しており、熊本阿蘇まで出向きその施設の視察をしたこと。第四は当社の本社がある大好きな日本橋人形町で「人形町まつり」があったこと。第五は来年2027年7月に創業15周年を迎えるにあたり記念イベントの開催が決まり、そのプロジェクトのキックオフを行ったこと。最後に第六は私が小学校の頃から応援しているセリーグの球団がクライマックスシリーズで6連勝を果たし日本シリーズに進出したことです。喜びもつかの間、昨夜無念の4連敗で敗北を喫してしまいました。拮抗した好ゲームをしてくれたのですがやはり1勝でもいいので勝ちが欲しかったと思っています。来年に期待します。
それでは10月の多忙だった原因についてテーマを絞りご説明をさせていただきます。
まずは第一の来年度の経営計画の立案に着手したことです。今現在も2025年に始まった第五次中期経営のど真ん中で、計画完遂に向けて様々な課題にチャレンジしてきました。
その一つが管理業務全般に関する制度と実務環境の整備です。人事・労務制度、総務・業務の役割、情報管理全般の整備、規程化など、これらに関しては昨年外部から管理責任者を招聘したことで大いに前進をしました。素晴らしい仕事ぶりに感謝しています。
もう一方で事業に関する目標です。これは2027年度中に事業を大いに飛躍させ売上30億円の大台に乗せたいというものでした。昨年度の売上が16億4千万円でしたのでかなり厳しい目標を課したと思っています。今年度の状況ではかなり達成は難しいと言わざるを得ないと考えています。これらの成長の厳しさはマクロでの圧力がかなりの影響があると考えています。イラン問題に端を発した国際的な物価高、日本国内の高齢化・少子化による採用難・人材難、そして極めつけはAIの急速普及とサイバー攻撃の激化などです。デジタル業を営む当社にとってどれも見過ごせない課題であるし、乗り越えなければならない課題だと思っています。
そこでこのような環境下では今まで通りの経営・事業の進め方では成長はおろか健全経営の維持すらままならないと考え、10月27日(火)に当社の取締役と幹部社員を全員集め、今後の事業の進め方に関するフリーディスカッションを行いました。私はこの会議に臨むにあたり約3年試行錯誤し、資料を制作しました。その甲斐があり参加者から大変積極的な意見も出て、今後のこの会社の進路を決めるうえでの参考になりました。やはり経営において社員との「会話」は非常に重要であると実感しました。今後は来年4月の新年度開始時に向け、経営の新たな方針と事業プランを整え臨みます。
次は第三に上げた「熊本の南阿蘇」の視察について語りたいと思います。
見学した施設は、井手修身氏が令和4年4月に創設し、理事長を務める「イデアITカレッジ阿蘇(IICA)」です。場所は熊本県の南阿蘇にあります。生徒は現在59名(日本人17人・海外42人)でグローバルとローカルを視野に入れた教育をされています。学科はITソリューション学科とITビジネス学科の2つで、今年4月から3つ目の国際学科を開設されました。学校施設はもちろん実際の授業も見学させていただき、生徒たちが大変積極的に受講している姿に感銘を覚えた次第です。また、学校がある南阿蘇の自然環境は言葉では表現しきれないほど素晴らしく、学校の周辺は、閑静な別荘地でもあるため穏やかに勉学に励むには最高の環境だと思いました。
私も今後も当社がデジタルを通じた事業を将来に渡り続け、社会貢献を続けるためには、「人材の育成・輩出」は不可避であると強く思っています。将来、このような学校を私自身(会社ではなく)が設立・運営できればと夢見ている昨今です。たいへん学びの多い視察になりました。
これは少しだけ余談です。宿泊の夜、近くの街の大津町(おおづ)の割烹料理店に連れて行っていただきました。その店の推薦飲み物メニューになんと「森伊蔵と村尾のロック」がありました。この2つの焼酎は東京では高級店以外であまりお目にかかったことが無く、あったとしても一杯数千円の値段がつくと思っているので逡巡することがほとんどでした。それらの焼酎がなんと680円で提供されていました。私は乾杯のビールの後、森伊蔵のロックをいただきました。うまかったなあ!!今でも幸せな気持ちを思い出します。

2026年10月15日(木)
@南阿蘇 イデアITカレッジ前 撮影:村松光德
それでは今回はこの辺りで筆をおきたいと思います。(キーボードですが…)
いつもご愛読いただき、誠にありがとうございます。
皆様の更なるご健勝とご発展を心よりお祈りいたします。
以上
2026年(令和八年)10月29日
※惨敗の翌日に!!
トライビュー・イノベーション株式会社
代表取締役社長 村松 光德

