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社長コラム
Column

vol.6

「ビジネス近況 2013冬の陣」

季節は二十四節気で言うところの「小雪(11/22頃)」を過ぎ、本格的な冬の気配になってまいりました。 昨日(11/24)は、仙台で東北楽天ゴールデンイーグルスの日本一パレードが開催され、声援を送る地元の皆さんの笑顔を見るにつけ、震災で打ちひしがれた皆さんに笑顔を届けた選手の皆さんに心から敬意を表する次第です。これから真の意味での復興が成されればと願うばかりです。

社長コラムは、前回9月11日にお届けして以来、2ケ月半が過ぎておりました。日々があっという間に過ぎ去って行き、気がつけばこのような時間が過ぎていたという感じです。

今回の社長コラムではこの期間に行った出来事、また12月決算も間近に控え業績予測などをお伝えしたいと思っております。

それでは弊社のビジネスの近況をお話しさせていただきます。 まずは現在取り組んでおります3つのプロジェクトに関してお伝えします。

まず第一に、前回もお伝えした大手化学メーカー様の1つのビジネスユニットの基幹業務(製造、販売、会計)で稼働中のオラクル社JDE E1(ERP)のバージョンアッププロジェクトです。 この12月末を目標に、既存システムから新システムで必要なモジュール類の修正、製作は、ほぼオンスケで完了する予定になっています。いよいよ1月からは各種のテストが行われ、4月本番に向けて予断の許さない状況になってきます。

第二には、11月から開始された新しいプロジェクトです。 大手サービス会社様の基幹システムの一部の主要機能を海外事業向けにOPEN SYSTEMに書替え、東南アジアの主要国の子会社に展開するものです。弊社側のメンバーにはミャンマー人のエンジニア(日本語、英語、母国語が堪能な方)が加わり現地対応もきめ細かく行えるように対策をしております。私も11/5~9までお客様とともに主要事業所(3カ国)を廻ってきました。しばらく東南アジアを訪問していなかったため各都市の発展に目を奪われました。プロジェクトは現在構想設計を行っており、年明け1月には計画が確定する予定になっています。

第三は、前回お伝えした10月から予定通り弊社に加わったIBM Powerを中心に活動してきたエンジニアが取り組んでいるものです。 大手クラウド運営会社様がサービスを開始した新しいクラウドサービスの支援プロジェクトです。そのエンジニアの報告では既に戦力として活動しており、先日も関西のお客様に営業支援を行ったようです。今後も、サービスを中心に展開を進める弊社にとって、アプリケーション開発以外の取り組みとして大変意味のあるものと楽しみにしています。

以上が主要プロジェクトの現状です。 次に社内体質強化への取り組みについて3つほどお話をさせていただきます。

まずはP-Mark取得についてです。9月に取得活動を開始し、11/11(月)から「運用」を開始いたしました。弊社のホームページにも「個人情報保護方針」「開示対象個人情報に関する事項」を掲載いたしましたのでお手隙の時にご覧いただければと思います。また、社員にも11/22(金)に「P-Mark勉強会」と「理解度テスト」を実施し、年末までに「社員証」「入退出管理」に関連する設備を整える予定にしております。今後の予定としては2014年4月には正式に認証を受ける予定にしております。

次は各メーカー様とのパートナー契約に関してご説明します。

前回、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社様、株式会社ナビタイムジャパン様との契約に関してご報告いたしました。そして今回は、9/26(木)に日本オラクル株式会社様とのゴールド・パートナー契約を締結いたしました。これにより弊社の主事業であるJDE E1のインプリメンテーション事業の質が向上されることを期待しています。

次に管理会計の導入についてです。 創業当初より「一般会計」はJDL社のクラウドサービスを利用してきましたが、2014年度からは財務コンサルタントのご支援をいただき管理会計に取り組みたいと決めました。理由は社内コスト、投資、目標等を適正に判断し、経営判断を誤らない為の処置です。

最後に、2013年度の業績予測に関してお伝えします。 2013年12月決算時の売上が1億円を越える目処が立ちました。また利益に関しても「黒字化」を達成する見込みです。これも多くのお客様に支えられた結果と思い、心より感謝しております。また共に働く社員達を賞賛したいと思っております。

現在は2014年度の事業計画を立案しており、対外的な最優先事項は現在取り組んでいるプロジェクトの健全運営と期日通りの納品、社内では組織化と目標管理への取り組みが主事業になると考えております。

また弊社ひとつの企業文化として「事業に関連、関係するお得意先様、調達先様、協働先様、協力社(者)様の全てが『お客様』」という考えを社員に教育、指導し、事業活動を行いたいと考えております。

以上が弊社トライビュー・イノベーション株式会社のビジネス近況です。

まだまだやるべきことは山積みですが、「一歩そして一歩、自歩を固めながら」より一層お客様に貢献できる会社に成長したいと思っております。 引き続き、多くの皆様からのご高配を賜ればこの上ない幸せです。 今後とも宜しくお願い申し上げます。

以上

2013年(平成25年)11月25日
トライビュー・イノベーション株式会社
代表取締役社長 村松 光德