vol.57
「今年も日本橋に桜が綺麗に咲きました!!」
今日は2026年4月2日(木)、オフィスの外は昨日から冷たい雨が降っています。しかも、花寒、花冷え…。
毎年桜の時期は気候が不安定で快晴の下で花見ができることが少ないように感じます。ただ今朝の天気予報では今日の午後から天気が回復し晴れとなり、明日からは花見日和になると伝えていました。因みに今日で満開となるのは大阪、横浜とのこと、これから5月初旬の北海道まで桜前線が続きます。
日本がとても爽やかで鮮やかになる季節になりました。1枚目の写真は3月31日(火)正午過ぎ、快晴の東京で撮ったものです。場所は日本橋南詰の交番前、満開の桜と今年オープンする予定の超高層ビルの前です。
左隅に写っている獅子像は日本橋の方錐柱(ほうすいちゅうと読むそうです。要するに橋の欄干にあるもの)です。私自身はこの写真は良く撮れたと思って喜んでいます。

2026年3月30日(月)正午過ぎ
@東京中央区 日本橋南詰の交番前の満開の桜と建設中の超高層ビル 撮影:村松光德
一昨日3月31日(火)、第15期が終わりました。
今年も「お客様の夢と思いをICTと正しい情熱で」という企業理念の下で社員が一丸となり仕事に取り組んできました。その結果業績は目標の16億100万円の売り上げを達成する目途が立ちました。これで経営をするうえで重要である「増収」が達成できることになりました。
しかしながら、もう一方の「増益」(経常利益)についてはたいへん苦戦した一年となりました。結果から申し上げると何とか「黒字」は達成する見込みです。
昨年度末から開始した億円単位規模のプロジェクトで思いのほか工数がかさみプロジェクト単独での黒字化が難しい局面に立たされました。
改めてプロジェクトを推進する上での計画とプロジェクトマネージャーの能力、そしてプロジェクトの実行を多面的に可視化し分析する機能の重要性を強く認識した次第です。(システム会社としていろはの「い」であることは認識しています。)
このような難局の中でもシステムエンジニアと営業が連携し、お客様の要求品質を落とすことなくお約束した納期で今年2月に本番稼働を迎えることができました。苦しみながらも結果を出せたことに大きな意味があると思っています。
当社には私が考えた「TRIVIEWビジネス10カ条」があります。この第10条に「ビジネスは成功も失敗もあり両方とも未来への財産である。」というものがあります。
経営者としては今回のプロジェクトの場合お客様のご期待に応えたことは成功、しかしプロジェクト収支が予定とは異なったことは失敗と真摯に受け止めることが重要だと思います。
そしてこれらの経験、結果は全て当社の財産だという認識を持ち、未来の新たな事業に向かって行きたいと思っています。
もう一つの利益を圧迫した原因はコストの増加です。主なコストは労務費と外注加工費の上昇です。これは現在日本の社会全般が直面している課題でもありますので、当社も例外なく対応をした結果です。また社会は来年度に向け更なる賃金上昇を求めています。
当社はこれらに対して3年前から準備を進め、人事制度の刷新による従業員に求める職務能力と適正な報酬のバランスが取れるように改善を継続してきました。更にこれらの改善に加え、重要な社員の職務能力の向上を果たすために、教育制度の確立と実行を実現したいと思っています。
次は今期についてお話をいたします。
昨日4月1日(水)、心新たに第16期が始まりました。
オフィスでは朝9時から私が全社員に向けてスピーチをいたしました。今年は当社にとって第5次中期経営計画の2年目にあたり継続してきた改革・改善をより一層進めなければならないと思っており、これらのことを全社員に伝えた次第です。
最も重きを置いたメッセージは、創業10周年の時から言い続けている「ICTに温故知新を」です。デジタルは社会に対しても個人に対しても容赦なく変革を要求してきます。まさに今の世はAIによる社会変革の渦中におり、当社も微力ですがデジタル社会の一翼を担っております。そのためAIやDXに関する研究や実際にお客様にご提供するサービスへの応用を続けています。
しかしながら、AIはその性能の凄まじさゆえに、有無を言わずに仮説解を一方的に、しかも疲れることなく提供してきます。そのため、どうしても人(ヒト)はそれらに依存してしまいがちです。
その結果、人(ヒト)そのものは思考することを止め、日常の中で人(ヒト)による実際的な取り組みがどんどん失われていくのではないかと杞憂をしてしまいます。
このような変化は現在の社会・会社を支えている過去に製作されたシステムやデータベースへの無関心(AI頼り)を助長し、放置してしまうのではないかと憂慮しております。
だからこそ、私たちはモットーである「ICTに温故知新を」を考え方の中心におき、お客様の過去と現在を真摯に紐解き、見える化し、現在考えられるDXやAIによる解決策を応用し、最後は「人」がお客様に貢献するべく努めていきたいと思っております。
次は事業拠点の拡大についてお話をいたします。
昨日4月1日(水)に「中部事業所」と命名し、愛知県名古屋市の金山駅近くにオフィスを開設いたしました。
体制は所長1名とエンジニア3名の4名体制です。メンバーすべてがキャリアを積んだベテランで構成し事業をスタートいたしました。所長は昔私が名古屋で働いていた時の後輩です。この20年近く異なる職場でそれぞれの仕事をしてきましたが、再び共に仕事をすることになりました。
私も20~30代後半まで名古屋市を中心に業務系システムの営業をしていたので、この地域への思い入れはひとしおです。当社を創業した14年前から「いつの日か再び名古屋で」と心の中で念願しておりました。
愛三岐(アイサンギと読みます。愛知・三重・岐阜のことです)は日本を代表する工業生産エリアです。トヨタさんをはじめとする超一流の製造業が多く、それらを支えている中堅製造業も数多くあり、また製造物も多様を極めています。そしてそれらを支える物流業も盛んな土地です。
ほんとうに製造業、物流業のお客様には大変多くのことを学ばせていただきました。私はお客様の工場に営業に行くと必ず申し上げたのは「工場のラインを見学させてください。」とお願いをすることでした。
業務系システムの提案をするためにはお客様の製造現場(工場見学)を確認することが今でも最も重要だと思っています。当然ご了承いただくためにはそれまでの営業活動でお客様から信頼をいただくことは大前提ですが…。
この工場見学でお客様の現状の一層の理解が深まり、提案の質とお客様の信頼を獲得することが実現できたと今でも信じております。そしてこれらのことが私のビジネスの基礎を作ってくれたと今でも心から感謝しています。
2026年2月12日 社員向けのレターより
次は第16期の経営計画に関するお話をしたいと思います。
まず業績目標は全社売上で18億4千万円としました。内訳は中堅企業様向けのトータルサービスを担うTRUST事業、大手金融様のシステムの運用支援を担うENTERPRISE事業、そして今年は新たに特別チームを編成し大手企業様のシステム構築・保守・運用のお手伝いができればと計画をしております。
会社運営に関する変更についてもご説明いたします。当社は4月1日で従業員数95名になりました。あと一歩で100名の大台に乗ります。大台に乗るということは今後ますます多くの社会的要請(法的にも、通念的にも)に応えなければならなくなります。
当社は今まで取締役会を持たずに事業を行ってきました。理由は簡単で小規模事業者だったからです。
しかし、業績も従業員数も増えた現状から将来に亘ってお客様に対して安定し継続的にサービス(仕事)を提供しなければならない局面に来ました。そのために個人事業から組織運営で事業を行うことが重要であると考え、今期からは取締役会、監査役を配置し、経営を行うようにいたします。
そして同時にコンプライアンスを今まで以上に推進したいと思っています。要するに法令順守と社内ルールによる事業運営です。これらによりお客様が今まで以上に安心して当社に仕事を任せていただけるようになればこれ以上素晴らしいことはないと思っています。
それでは最後になります。今回も長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。いつものコラムの締め同様、当社の信条・理念・モットーをお伝えして終いにしたいと思います。
当社の信条は「自己、会社、そして社会に貢献する」です。
当社の理念は「お客様の夢と思いをICTと正しい情熱で」です。
当社のモットーは「ICTに温故知新を」です。
そして同時にコンプライアンスを今まで以上に推進したいと思っています。要するに法令順守と社内ルールによる事業運営です。これらによりお客様が今まで以上に安心して当社に仕事を任せていただけるようになればこれ以上素晴らしいことはないと思っています。
追伸(今回このコラムではじめて追伸を書きます。)
個人名は控えさせていただきますが、これを書いていた4月2日に当社の取引銀行の営業の方から電話が入りました。曰く、「昨日転勤が決まりました。銀行員の異動は突然で極めて短い時間で引継ぎしなければなりません。急ぎで申し訳ありませんが、明日後任を伴い訪問したい。」とのことでした。
3日午前、お目にかかりご挨拶ができました。当社を3年間担当していただきました。この3年間で当社の会社としての「質」は大きく成長できたと思っています。経営者の私も大変多くのことを勉強させていただきました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。またお目にかかれることを祈念しています。
ありがとうございました。
以上
2026年(令和八年)4月3日
トライビュー・イノベーション株式会社
代表取締役社長 村松 光德

