vol.36
「2021年度の最終四半期を迎えて」
今日は10月25日(月)です。
今回のコラムの執筆がいつもより2週間ほど遅れてしまいました。このコラムの書き始めは10日間前の16日(土)でしたが、この一週間に季節は大きく変化し、秋が深まってまいりました。
改めまして、皆様におかれましては日頃よりご愛顧を賜わり、厚く御礼を申し上げます。そしてまた今回も社長コラム「令和三年神無月の候」を書かせていただくことができました。これも多くの皆様のお陰と心より感謝申し上げます。お気軽にお読みいただければ幸いです。
先ずは今回もコロナ禍のお話から始めたいと思います。NHKの「特設サイト新型コロナウイルス」によれば、昨日(10月24日)の東京都のコロナ感染者数は19人で、全国でも236人ということです。それでは一か月前はどうだったでしょうか。一か月前の9月25日(土)の東京は382人、全国で2,670人です。因みに第五波のピークの8月13日(金)には東京都だけで5,773人を数えました。この急激な減少は日本国内の接種率(2回目)が68.6%(86,937千人)に達したことの効果でしょうか。
そして今日から一都三県で出ていた自粛要請(飲酒、時短営業)が全面解除されます。感染者数がピークを迎えていた盛夏の時期とは隔世の感がありますがまだまだ油断禁物だと思っています。NHKのサイトによれば"時短要請"解除での飲食店利用では「換気・人との距離・時間・人数に気を付けて」とあります。一度NHKサイトを確認されると良いと思います。
参考サイト:NHK 特設サイト 新型コロナウイルス「"時短要請"解除 飲食店利用には「何に気をつければいい?」
また昨日の午後はテレビでZOZOチャンピオンシップ(ゴルフ)の最終ラウンドを観戦していました。松山英樹選手が二位と5打差の15アンダーで優勝しました。しかもその勝ち方がすごかった。18番ホールのイーグルは痺れました。しばらく感動が収まりませんでした。これで東京オリンピックでの惜敗の借りは返せたのだと思います。兎に角素晴らしい出来事でした。
そんなZOZOチャンピオンシップですが久しぶりに5,000人限定でギャラリーを入れて開催されました。やはり観客がいるスポーツイベントは選手も躍動するし、全体としても高揚感があり素晴らしいと思いました。このままコロナ禍が収まりマスクの必要のない日常が来ることを願っております。
次に社会情勢に目を向けたいと思います。菅義偉政権が自ら幕引きをし、自民党の岸田文雄新総裁が第100代首相に就任し、新たな政権がスタートしました。そして10月14日(木)に衆議院が解散され月末の31日(日)が総選挙となりました。そして海外に目を向ければ強力に力をつけてきた中国が台湾に盛んに牽制行動をとっています。台湾本土は日本の領土の与那国島からたった108Kmしか離れていないので、この動きもたいへん気になるところです。
これらのことはすべて私たちの「日常生活と同時に進んでいる」ことであると改めてこのコラムを書きながら思っています。まったく「特別」なことではなく「普通」に起こっていることです。改めて私たち日常(家庭と会社)はマクロの上で成り立っているのだと当然のことながら強く感じました。今後も引き続き社会情勢に好奇心を失ってはいけないと思った次第です。
それでは話を私個人の出来事に移したいと思います。
この10月22-23日(金・土)に一泊二日でホテルの会議室を借り切り経営メンバーと来年度のビジネスプランを話し合いました(潮見会議)。ホテルは昨年2月に京葉線潮見駅の真ん前にオープンした「東京イーストサイドホテル 櫂会(かいえ)」です。会社の顧問の紹介で施設をお借りすることができました。ホテルは施設も最新で、食事も美味でメンバー全員が大変快適に過ごすことができました。
そのおかげもあり、2022年7月2日(土)に迎える当社の10周年記念イベントに関する企画についても有意義な議論ができました。まだ詳細はお話しできませんがお客様をお招きするイベントを検討いたしましたので楽しみにお待ちいただければと思っております。
次に、前回、前々回、前々々回も書きました趣味の週末ウォーキングについてお話します。報道によれば10月23日(土)、近畿地方で「木枯らし1号」が統計開始以降の最速記録と並ぶ速さで吹いたそうです。私も会議を午前で終え、帰宅後の夕方からウォーキングに行きました。自宅からおおよそ45分ほどで多摩川の土手に出ます。その多摩川でもその日はたいへん冷たい風が吹き荒んでいました。
ついこの前までは晩夏の緑に覆われていた河川敷が芒(ススキ)とセイタカアワダチソウにとって代わっていました。今回の写真はその時に撮ったもので遠景は東京の調布市です。秋の夕暮れの河川敷も何とも風流を感じた次第です。
2021年10月23日(土) 村松光德撮影 @神奈川県川崎市多摩区布田橋付近 多摩川土手
それではここからは、第三四半期終了時の当社の事業状況をお話したいと思います。
まず、最初に従業員数です。全社で66人(社長を除く)になりました。社員構成は正社員52人、契約社員12人、パート従業員2人です。そして準委任や派遣で仕事をバックアップしていただいている皆さんが45人いらっしゃいます。総勢111人です。
次は2021年(第10期)の第三四半期終了時の業績を振り返りたいと思います。業績は以下のとおりです。
全社売上高累計は613百万円(対計画74.3%)で前年同期対比124%(前年同期:496百万円)
売上高の内訳(SOB=Scope of Business)
TRUST-CORE(中堅企業様向けICTサービス)⇒ 264百万円(35%)
TRUST+(物販&SEサービス)⇒ 114百万円(19%)
ENTERPRISE(大手企業様向けICT運用支援サービス)⇒ 283百万円(46%)
経営として年初の方針は「今年度は2020年事業を踏襲し、各本部体制を強化」としており、その方針下でのこれら業績は「及第点」であると判断しております。今後最終四半期に向け確実に受注を獲得し年度内そして来年度の業績に繋げたいと考えております。
それでは今回も前回同様2021年年初に掲げた経営の重点目標をリマインドいたします。
2021年度の以下の6項目を年次経営計画の主要テーマとして掲げました。
1.2020年度体制を踏襲し、各本部の体制強化
2.本社機構の基盤強化
3.新規事業開発
4.デジタル・マーケティング推進
5.第四次中期経営計画(2022-2024)の立案と準備
6.SDGs推進
これらは現在も継続し改革、改善を進めているところで、2022年もその多くは継続して取り組むべき事項であると思っております。
そして今回はこの中で「6. SDGs推進」の推進に関する進捗をお伝えいたします。 今回で初版から弊社の経営企画担当者が自作しているポスターもVol.7を数えるまでになりました。そして今回は「食品ロス」がテーマです。
私もいつもながらポスターを読んで教えられることが多々あり、今回も「てまえどり」という考え方があることを知りました。確かにすぐ食べるのであれば賞味期限が近いもの食べたほうが期限切れで廃棄に回さなければならないものを減らせます。これは正しい考え方だなあと感心しました。
また少し想像が難しいですが日本では年間に600万トンもの食糧が廃棄されているということを知りました。確かにこれらのカロリーが飢餓援助に回せられれば大いにSDGsの目標に貢献できると思います。やはり日本人が昔から大切にしている「もったいない」と言う考え方を改めて日常でも励行するべきだと思った次第です。弊社もSDGs活動を通じてより一層「サステナビリティ」を学んでいきたいと思います。
トライビュー・イノベーション株式会社 社内専用ポスターVol.7 テーマ:食品ロス
※写真等は製品各社の登録商標です。
今回も長くなってしまいました。
2021年度も最終の第四四半期に入りました。この最終四半期も信条である「自己、会社、そして社会に貢献する。」の下で、社員及びパートナーの皆様と共に躍動したいと思っております。そのためにも私たちはこれからものマクロ、ミクロの変化に順応し、「ICTのコンシェルジュ」としてフレキシブルに仕事に取り組みたいと念願しております。
今回もご拝読いただきまして有難うございました。
そして皆様の更なるご健勝とご発展を心よりお祈りいたします。
今後も引き続きご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
以上
2021年(令和3年)10月25日
トライビュー・イノベーション株式会社
代表取締役社長 村松 光德