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社長コラム
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vol.15

「2015年度2Q締号」

今年の夏は記録的な猛暑が続きました。報道では連日「熱中症」の患者数が報じられ、皆が暑さとの対応に苦慮されたかと思います。本当に暑い夏でした。

トライビュー・イノベーション株式会社は、2015年6月で第4期上半期を終了いたしました。第3四半期もスタートを切り、早いもので既に2カ月経過しようとしております。

ここに2015年度上半期(6月期)の業績についてご説明いたします。

売上は、158.0百万円(1-3月:78.6百万円、4-6月:79.4百万円)を達成することができました。前年同期比106%で増収を実現しました。

営業利益は、10.7百万円(対売上:6.7%)を計上することが出来ました。

この業績の主要因は、
1)サービス事業(全国区)を営む会社様の海外事業システムが堅調に進捗していること
2)中堅建機レンタル会社様の基幹再構築(プライベートクラウド)が堅調に推移していること
3)IBM大手BP様の配下で新たにJDE構築プロジェクトに参画できたこと
4)新規で鉄鋼関連団体様の業務システム改良(RPG)に着手出来たこと
であります。

しかし、この上半期の1-2月期は、一つのプロジェクトで製造原価超過が発生し、営業利益マイナスになるという危機を経験しました。それでも、その後の3-6月期に同プロジェクトの改善を行い、新体制に移行した結果、上半期内で利益創出を実現するまで回復をいたしました。これはお客様を中心にパートナーと社員が良好な信頼関係を維持し、共に改善活動を行った結果であると、これに携わった関係者の全てに感謝しております。ありがとうございました。

そして、それらの活動の結果、2015年7月期(単独)では、
売上:30.9百万円(通期:188.9百万円) 営業利益:6.8百万円(通期:17.5百万円)を計上し、業績は健全に成長しております。

また、2015年7月2日に弊社は「創業三周年」を迎えることができました。当日は創業当初から事業を応援していただいた皆さんをお招きし、細やかではありますが三周年記念小宴を催すことが出来ました。これも多くの皆様に支えられた結果と心より感謝しております。ありがとうございました。

次に、現在の弊社の事業基盤強化に関するご説明を申し上げます。

まず第一に、「ジュニア ボード メンバー」による会社機構の整備と2016-18年中期事業計画の策定です。これは、30代の中堅社員を招集し、月一回集中討議(計10回開催予定)を行い、プランを作成するというものです。第一回目を4月25日に開催し、8月21日に第五回目を終了しました。最終の12月には中期事業計画が作成され、弊社も本格的な組織オペレーションに移行してまいります。

第二に、福利厚生面での拡充です。
この第二四半期に、正社員全員に生命保険契約を締結しました。これにより社員にもしものことがあった場合にもご家族を支援する準備が整いました。また、ベネフィット・ワン社と契約し、同社の福利厚生サービス(ベネフィット ステーション)を受けられる環境を整備しました。

第三には、みずほビジネス金融センター様のご提案により、7月に融資による資金補強を実施しました。これにより新たな人材の採用による体制の強化を予定しております。

最後に、今後も社員一丸となって、企業理念「お客様の夢と思いをICTと正しい情熱で」を取り組んでまいります。引き続きお客様、ビジネスパートナー様にご高配を賜りたく存じます。何卒宜しくお願い申し上げます。

以上

2015年(平成27年)8月27日
トライビュー・イノベーション株式会社
代表取締役社長 村松 光德