TRUST IS / COM導入事例
(NAS更改)
各拠点のNAS更改とランサムウェア対策の実現
東京フェライト製造株式会社様
会社概要
- 会社名
- 東京フェライト製造株式会社
- 事業概要
- フェライト系マグネット・希土類マグネット・マグネット応用製品の製造販売、射出成形金型の製造販売を手がける。原料から製品まで一貫生産を行う国内唯一のフェライト磁石専門のメーカー。
- 従業員
- 250名
- 資本金
- 9,800万円
- 創業
- 1959年8月(法人設立:2011年11月)
プロジェクトの目的
- ■拠点ごとに運用方法が異なっていたNAS環境を整理し、管理負荷を軽減する。
- ■ランサムウェア攻撃を受けた場合にも事業を継続できるバックアップ体制を構築する。
- ■データの世代管理期間を拡張し、障害発生時の復旧の柔軟性を高める。
製品とサービス
- ■TRUST IS(インフラ整備)およびTRUST COM(ハードウェア・保守販売)によるNAS更改の提案・設計・導入
課題
拠点ごとにNASが個別に設置・運用されていた
複数台のNASが並立している拠点もあり、管理が煩雑だった
各拠点データをバックアップNASへ日次バックアップしていたが、世代管理は25世代にとどまっていた
ランサムウェア対策が講じられていなかった
バックアップ失敗などの不具合を検知する仕組みがなかった
ソリューション
- ■拠点NASの更改と統合
各拠点のNASを、現行と同等性能の機種にリプレース。特に複数台が並立していた拠点のNASは1台に集約し、管理負荷を軽減した。 - ■ランサムウェア対策を備えたNASの刷新
バックアップNASを、35世代の筐体内世代管理とランサムウェア対策(書き込み保護)に対応したSynology製NASへリプレース。取得したスナップショットを後から変更・削除できない「イミュータブルスナップショット」機能を備えている点が、採用の決め手となった。 - ■隔離バックアップ拠点の新規構築
バックアップNASのデータをさらにバックアップする専用NASを新規構築。バックアップNASとは別経路でデータを保全し、ランサムウェア攻撃を受けた場合でも隔離されたバックアップから復旧できる体制を確立した。 - ■ファイルサーバ機能の集約
ADサーバが兼ねていたファイルサーバ機能を拠点NASへ移行し、ADサーバはAD機能のみに縮退。サーバの役割を整理した。 - ■バックアップ失敗の検知
バックアップ失敗などの不具合を検知するメール通知を設定。エラー発生時のみ運用担当者へ通知が届く仕組みとした。
- ■障害パターン別の復旧体制の明確化
「操作ミスによるデータ破損」「拠点NAS故障」「ランサムウェア攻撃」という3つの障害パターンごとに、復旧手順と復元可能なデータ範囲を明確化した。 - ■使用機器・保守
使用機器:Synology DiskStation DS923+/ BUFFALO TeraStation拠点NASには同等性能のBUFFALO製、バックアップNASにはイミュータブルスナップショットを備えるSynology製と、役割に応じて機種を使い分けた。
保守:全機器に5年間のオンサイト保守(翌営業日対応)を付帯
導入効果
複数台に分かれていたNASを1台に集約するなど、拠点ごとにバラバラだったNAS環境を整理し、運用体制を見直すことで管理台数の削減と管理方法の統一化を行い、運用工数を削減した。
バックアップNASで保持するデータの世代数を25世代から35世代に拡張し、最大35日前まで遡った復旧が可能になった。
書き込み保護を施した専用バックアップNASを新設し、ランサムウェア攻撃を受けた場合でも隔離されたバックアップから一定期間内のデータを復旧できる体制を構築した。
操作ミス・機器故障・ランサムウェア攻撃という3つの障害シナリオごとに対応手順と復元可能な範囲を整理し、有事の際の対応スピードを高めた。
バックアップ失敗などの不具合をメール通知で検知できる体制を整え、エラー発生時に運用担当者が速やかに気づける状態になった。

