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社長コラム
Column

vol.42

「ICT に温故知新を」2022年度の振り返りと今年度のご挨拶

2023年 HAPPY NEW YEAR
※2023年1月、弊社の新たな取組としてSNSの運用を開始しました。まずはFacebookとTwitterです。

旧年中はたいへん多くの皆様よりご高配、ご支援をいただき心より感謝申し上げます。本年も変わらずご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

2023年(令和五年)は東京日本橋人形町に飾られている提灯から始めたいと思います。この提灯は人形町商店街協同組合が主催され、人形町通りいっぱいに飾られているもので、庶民の街人形町に正月の賑わいを運んでくれます。これこそ江戸日本橋の姿だと感じる大好きな風景です。因みに、「トライビュー提灯」は人形町交差点、南西の角に5張りが飾ってあります。

が、しかし、このうちの2張りは「ライビュー」ではなく、「ライビュ―」になっています。これは社員から教えてもらい、事実を確認しましたが、不思議と怒りは出ず、逆に笑ってしまいました。この仕事も職人さんたちが年末に一所懸命に頑張ったのだと思うと、これも新年のご愛嬌ということで納得することにしました。これらの日本の正月の良き伝統が人々の心を穏やかにし、賑わせ、コロナやウクライナなどの鬱屈する気持ちを明るくしてほしいと心の底から願って止みません。

枡形山展望台
※2022年12月、川崎市生田緑地公園内 枡形山展望台の欄干から見た東京です。(撮影:村松光德)

もうひとつお正月ネタを。

以下の文章はhttp://discoverjapan-web.com(出典)の記載を引用させていただきました。

癸は一つの物事が収束し、新たに物事に移り行くと言われています。また、卯はうさぎであり、「茂」という時期であり、繁殖する、増える段階であるということです。

この癸卯の2023年度、どんなトライビュー・イノベーションにするのか。

私とすれば、昨年の10周年にきっちりとけじめをつけ、新たな成長のために「温故知新」を前提に、事業の発展を図りたいと考えております。そして、益々お客様の信頼を第一に、そしてお客様のお役に立つ会社作りをすることで、さらにお取引が増えればと良いと願っております。

それでは改めて、昨年度、2022年度(令和四年)第11期を振り返りたいと思います。

先ずは業績です。

売上高は、全社で11億5千万円に達すると予測しております。(現在決算処理中)一昨年の2021年度の売上高は9億9百万円でしたので、前年対比(or昨対比)127%でした。また、従業員数は2022年12月現在で80名でした。これも2021年12月時点では67名でしたので成長率は119%となりました。

おかげさまで順調にお客様の信用を積み重ね、成長することができております。経営をする身としてこの上ない幸せでありますし、ホッとする瞬間でもあります。しかし、奢ることなく、益々謙虚にならなければならないと思った次第です。

次に昨年、弊社は創設10周年ということで7月7日に東京国際フォーラムでイベントを開かせていただきました。この時期はコロナ禍の中で第7波と第8波のちょうど谷間にあたり、行政の規制などの行動制限も緩和された時期で、まさに千載一遇のタイミングでした。こんな幸運も重なり115名ものお客様をお招きすることができました。このイベントは弊社においても忘れられない記憶です。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

2022年の振り返りの最後は、年末年越しの土壇場で経営として決めた「本社移転」です。

現在、お世話になっている内山ビル(人形町一丁目)は、2012年12月からお世話になっておりますので、かれこれ10年の歳月が過ぎ大変愛着があります。とても素晴らしいオフィスです。しかしながら、今のオフィスは広さが41坪しかありません。本社の事務担当者だけで13名を数えると手狭になったことは否めません。テレワークにより在宅などの就業者が増えたとは言え、あまりにも手狭になった現状からすると引越はやはり必要であると感じております。ちなみに、新オフィスは今と変わらず日本橋人形町一丁目です。詳細はまた次の機会にご説明いたします。

次に本題である2023年度(令和五年)第12期について少しお話をしたいと思います。

今年掲げたモットーは、「ICTに温故知新を」です。すでに弊社のホームページや会社案内に、このモットーを掲げております。私もこの業界で40年近く働いてきた身にとって、DX、AIに突っ走っていく今の社会がこれでいいのかと常に思っています。

ひと昔前まではお客様の中にDB、LOGICなどを全て把握しているチーム、個人がいらっしゃいました。 自社のDBに対して業者が口をはさむことなど皆無だったと記憶しています。しかし、この30年、大手企業を中心にERPによるシステムのベストプラクティスが図られることで、システムとデータの乖離が進み、いつの間にか現場はシステムから排出され、データを盲目的に信じるしかないことになってしまったのではないでしょうか。

もう一度、業務を自らの管理下に置くためには「業務」と「システム」の可視化を前提にしたシステムプランニング、そして、コスト算定が必要であると信じています。わたくしたちトライビュー・イノベーションは今後もこの考え方、つまり、「ICTに温故知新を」を中心に事業を推進してまいります。

次は、今年度の経営体制です。

2012年7月の創業から2022年12月までの10年半の間、私一人が取締役として経営をしてまいりました。今年は新たに3名の取締役が就任し、4人の取締役で社業にあたることになりました。
・取締役執行役員事業部長(TRUST事業担当)坪井琢哉
・取締役執行役員事業部長(ENTERPRISE事業担当)上野一敏
・取締役執行役員本部長(ソリューション担当)辻本勝
当然ですが、権限の委譲を行いますので、事業の品質とスピードを同時に向上させたいと思います。

次に、今年度の事業計画をご説明いたします。
売上高目標は、12億7千5百万円といたしました。
従業員数は、100人体制を目指したいと考えております。

最後に、2月に弊社がテレビ番組に出演することが決まりました。残念ながら、まだオフレコと言うことでテレビ局、番組等の詳細は発表出来ませんが、1月某日に社員が収録に行ってまいりました。放送日の2週間前に情報公開が解禁されHP、SNSでも告知いたしますので、ぜひご視聴いただければ幸いです。

いつもの如く今回のコラムもたいへん長くなってしまいました。ご完読いただきありがとうございました。

弊社は信条である「自己、会社、そして社会に貢献する」を企業価値の中心におき、これからも社員とその家族、そしてご支援をいただくすべての皆さんが健康に躍動し、お客様に最高のサービスをご提供できるように努力と改善を継続してまいります。そして、私たちは「ICTに温故知新を」を事業のテーマとし、「ICTトータルサービスカンパニー」の実現に向け邁進いたします。

これからも多くの皆様からご高配を賜りますことをお願い申し上げます。
そして皆様の更なるご健勝とご発展を心よりお祈りいたします。
今回もご拝読頂きましてありがとうございました。

以上

2023年(令和5年)1月25日
トライビュー・イノベーション株式会社
代表取締役社長 村松 光德