開発会社がなくなってしまった…
【某部品製造会社の話】
某部品製造会社の基幹システムは、15年前、開発会社B社が導入したIBM i(AS/400)のシステム。それから15年、多少の不満はあっても、改修を重ねつつ使い続けています。例えば、こんな場合も…
社員:すみません、この一覧表、PDFにして印刷すると、ここのところちょっとずれて改ページされちゃうんですけど、直せますか?
担当者:あれ、先週までちゃんと1ページで出てたよね。(システムをちょっと調べて)うーん、何でだろう。わかんないな。急ぎます?
社員:あ、急ぎではないです。
担当者:じゃあ、来週B社に不具合点をまとめて聞くことになってるんで、その時に聞いてみて返事しますね。
このように、何か困ったことがあると保守している開発会社に聞いて対応していました。 しかし…、
開発会社がなくなってしまう!
部長:B社が統合でなくなるらしい。
社員:え、うちの基幹システムどうなるんですか?
部長:保守は打ち切りだ。代わりの会社の提案もないし、困ったな。君、代わりに保守できないか?
社員:無理ですよ。うちの社に、あのシステムがわかる社員なんていませんよ。
部長:新たに保守してくれる会社を探すしかないのか…
このように、開発会社がなくなってしまって困っているIBM i(AS/400)ユーザーの声を耳にします。開発会社の統合等に限らず、IBM i(AS/400)の保守を打ち切られて困っている会社は多いようです。このようなケースで、システム運用・保守のアウトソーシングを利用する会社もあるようです。
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