運用保守のアウトソースでwebシステムが改善!
【某機械商社の事例】
某機械商社はWeb受注・発注システムを持っています。お客さんにWebを通じてオーダーをもらうシステムです。
このWeb受発注システムは、10年前に開発会社がJAVAで開発し、IBM i(AS/400)上の基幹システムにつないでいます。それから10年間、使いにくさも感じつつ、開発会社に保守を依頼し、使い続けていましたが、ある日、開発会社から保守打ち切りの通知が…
保守の打ち切り!
社員:いきなり打ち切るなんて、ひどいですね。
部長:開発会社の資本が変わって、事業再編によりAS/400事業から撤退するらしいんだ。代わりの会社を探すしかないな。
社員:他社開発のプログラムでも対応してくれる会社ですよね。(検索して――、)調べてみたら、保守をアウトソース出来る会社があるみたいですよ。
部長:うちのシステムに対応してくれるのか?一度、話を聞いてみようか。
システム保守会社の来訪
保守会社の営業の訪問を受けて――
部長:他社開発プログラムでも対応していただけるんですか?
営業:弊社では、他社様の開発したプログラムも解析して保守対応しております。御社のWEBシステムはお客様も使用されているんですね。AS/400とJAVAに詳しい技術者が対応いたしますので、お客様も使いやすいWEBシステムへの改良のご提案もさせていただきます。全体としてはこんな流れで進めてはいかがでしょうか?
営業:Webシステム改良の例ですが、このシステムはIEしか対応していませんよね。お客様も使いやすいように、Chromeなど他のブラウザでも使えるように改修のご提案も出来ますよ。
部長:え、IEでしか使えないと思っていたよ。そんなこと前の会社は提案してくれなかったな。
新保守会社は、システムの改修も出来る会社だったので、Chromeなどのブラウザ対応も進みました。前の会社では使い勝手の悪さを伝えても何も提案をしてもらえませんでしたが、新保守会社では業務を理解したエンジニアが、使い勝手や不具合にも迅速に対応してくれます。さらにWebシステムの動向などの提案もしてくれるようになりました。
お客様:御社の受発注システム、使いやすくなりましたね。
部長:ありがとうございます!(新システムはお客様にも好評だ。システムをアウトソースして本当に良かった。)
IBM i(AS/400)ユーザーで、保守が打ち切られて困っているとの声をよく耳にします。このようなケースで、システム運用・保守のアウトソーシングを利用する会社もあるようです。
この記事の後によく読まれている
記事はこちら
お使いのIBM i(AS/400)の課題を解決
トライビュー・イノベーションが
丁寧にサポートします