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社長コラム
Column

vol.10

「2014年ラストスパート!」

つい先日、日本中が夏真っ盛りの時期にBRASIL World Cupが開催されたと思ったら、テニスUSオープンでの錦織選手の快挙、そして今は仁川アジア大会と、スポーツの世界も大忙しです。アジア大会では、今やスポーツ大国になった中国に、人口1億2千万人の日本の若者たちが果敢にチャレンジし結果を残す姿を見るたびに感動する毎日です。それらの結果は彼等、彼女等の日頃の準備の賜物であり、それを支えるコーチなどの裏方の皆さんの見えない努力の成果と思っています。やはり、個人種目も団体競技も、チームワーク、準備が人を成長させるのだと思う次第です。

そんな中、弊社トライビュー・イノベーション株式会社は、2014年9月に第三期・第3四半期の締めを迎えます。前回7月2日にコラムを出稿してから早3カ月。またこの期間にも多くの皆さまのご支援、ご協力を頂き事業を営む事が出来ました。本当に心より感謝しております。有難うございました。そして、共に働いてくれる社員の皆さんの努力にも賞賛を送りたいと思っております。

2014年度第三四半期の主なイベントについてお伝えしたいと思います。

第一番目に、『ホームページを三代目に刷新』いたしました。二代目までは創業の色が濃く、ただの掲示板的要素が強いものでしたが、今後はお客様に役立つ情報、弊社の事業事例など本来のあるべきホームページの機能を搭載するように推進したいと思っています。

次に第二番目ですが、『業務システムを導入』いたしました。業務管理の範囲は受注から請求、発注から支払の範囲ですが、今までExcelで管理していたものを一元化することができ、少しではありますが会社として管理レベルが向上しました。因みに経理、給与は創業時からシステム化しております。

最後に、7月11~13日の3日間で、「第一回海外研修旅行」を台湾:台北で実施いたしました。これは創業2周年の記念と今後ASEANビジネスを推進すべく社員にも経験の機会を提供したいという思いで実施いたしました。総勢16名。凸版印刷グループの皆様のご協力を頂き現地で社員向けの勉強会、ビジネスセッションも開催することが出来ました。観光では台北の北東の街九份と故宮博物館を訪ねることができ、この一週間前に日本で展示されていた至宝「白菜(翡翠)」にも出会うことが出来ました。

続きまして、2014年8月までの業績報告と第4四半期に向けた活動方針、予定についてご説明申し上げます。

2014年1‐8月期 売上202百万円を計上いたしました。2014年度目標の300百万円に少しずつではありますが近づいてまいりました。

この結果は、新日鉄住金化学様のJDEビジネスの終了(6月)からJDE他案件にスムーズにシフトし狭間の落ち込みを最小限に抑えられたことと、他社様の「海外事業システム構築プロジェクト」が佳境を迎えたこと、また物流会社様へのエンジニアリング支援、そして他物流会社様のRPG開発支援のお仕事も堅調に取り組むことが出来たこと、最後に新規受注として某生コン組合様の販売管理システムのお仕事を頂戴できたことに依るものであります。

しかし、収支面では大規模プロジェクトを行っている状況下で外注コストが増加し少しだけ苦戦中です。全ての案件で内製化を強化し、10月から収益面の改善を図りたいと対策を行っておりましたが、ほぼ改善の目途が立ってまいりました。

次に弊社の組織、人材に関してご説明いたします。

10月に新たに1名の若手が入社いたします。彼は社会保険労務士の資格を持ち、囲碁7段の実力者で、登山が趣味の男です。(先月スイスのモンブラン登頂に成功しました。)私とは4年ほど前に出会い、交際を続けておりました。今後社内の経営基盤の強化に向け、制度、規程等の整備と新事業の推進(補佐)の仕事に従事してもらうことを考えています。

そして、彼の入社で30代の若手社員が5名になります。今後は彼等若手の考え、思い、事業プランを大いに取り入れに事業を進めたいと思っています。既に、5月からは私の尊敬するIBM OBで弊社の顧問により「マネジメント教育」を2回/月のペースで実施しており、ビジネスマナーから開始され、現在は第8回を数えるまでになりました。因みに前回はビジネス法令がテーマであったと聞いております。これらの取り組みで多くの分業化されたIT会社にはない、総合力を身に着けたエンジニア、社員が育ってほしいと強く期待しております。

従業員合計:15名(正社員[社長含む]:11名 顧問:2名 パート:1名 アルバイト(在宅):1名)

最後に、2014年度第4四半期の事業計画です。
この3カ月間は決算(12月)を迎えることもあり、年間計画の売上3億円の必達が最も重要な事業目標となります。到達まで残り1億円。社員一丸となって取り組んでまいります。

この第4四半期の活動の大きな変化点は、本格的に『インフラサービス事業』の稼働することです。国内と海外を結ぶインフラ構築でサーバー、ネットワーク、現地導入を含めすべてが弊社がプライムとなり実施いたします。

具体的な実行プランは下記の通りです。

  • 1)「海外事業システム構築プロジェクト」の絶対成功
  • 2)JDEビジネスでのエンジニア稼働率の確保と新規ビジネスの獲得
  • 3)IBM Powerユーザーに対する新サービスの発表
  • 4)建機レンタルビジネスへの取り組み強化
  • 5)自主企画セミナーとお客様向け勉強会の開催
  • 6)社内規定、規約の整備と新年度(2015年度)事業計画

今後も引き続き弊社の基本理念である「お客様の夢と思いをICTと正しい情熱で※注1」を基に、社員、パートナー様と共に、お客様のご要望を真摯に伺いながら、品質とスピード維持・発展させる体制を追求し事業を進めてまいります。

(注1)基本理念で今まで使用していた「IT」を「ICT(Information and Communication Technology)」に変更いたしました。理念も進化するとの考え方からです。

以上

2014年(平成26年)9月26日
トライビュー・イノベーション株式会社
代表取締役社長 村松 光德